【新生児の沐浴入門】やり方・必要な物・注意点

新生児の沐浴に必要な物や注意点、やり方について解説します。

沐浴とは

沐浴は、赤ちゃんをお湯で優しく洗い清潔にすることです。
新生児の肌はとてもデリケートなので、大人の入浴とは異なり、お風呂に浸かるのではなく、専用のベビーバスなどを使って短時間で体を洗う必要があります。

沐浴の主な目的は以下の3つです。

  1. 清潔を保つ
    • 汗や皮脂、ミルクの汚れを落とし、肌トラブルを防ぎます。
  2. リラックス効果
    • 赤ちゃんにとって心地よい時間となり、よく眠る助けになります。
  3. 親子のスキンシップ
    • やさしく触れることで、赤ちゃんの安心感を高めることができます。

新生児期(生後約1カ月まで)は、へその緒の状態や皮膚の健康を考慮しながら、毎日沐浴をするのが一般的です。ゆっくりとした動作で、赤ちゃんが心地よく過ごせるようにするのがポイントです。

沐浴に必要な物

概要
ベビーバス(清潔にしておく)
大きいガーゼ
小さいガーゼ
柔らかいタオル
ベビーソープまたは石けん(低刺激のもの)
湯上り用の大きめのタオル
保湿剤

沐浴のやり方

① 室温を適温(約25℃前後)にし、赤ちゃんが寒くならないように配慮します。

② ベビーバスにぬるめのお湯(約37〜38℃)を張り、お湯の温度を確認します。肘で触れると心地よい程度が目安です。

③ 赤ちゃんの服を脱がし、片手で赤ちゃんの頭と首を支えながら、そっとお湯に入れます。最初は足からゆっくり入れることで安心させます。

④ 湿らせたガーゼで目元から優しく拭き、次に顔全体を洗います。 その後、首・腕・お腹・背中・足の順に洗います。特に皮膚のしわがある部分(首元、脇、足の付け根など)は汚れがたまりやすいので、優しく洗い流します。

⑤ 頭部を最後に洗い、しっかりすすぎます。赤ちゃんの頭皮は繊細なので、ごく少量の石けんやシャンプーを使い、指の腹で優しくなでるように洗いましょう。

⑥ 全身をきれいにすすいだら、すぐに温かいタオルで包み込みます。こすらず、軽く押さえながら水分を取ります。

⑦ 湯上り後の肌は乾燥しやすいので、必要に応じて保湿剤を塗ります。清潔な服に着替え、赤ちゃんが快適に過ごせるようにします。

ポイントと注意点

  • 時間は5〜10分程度
  • 長時間の沐浴は体温が下がる原因になるので、短時間で済ませるようにしましょう。
  • へその緒がついている場合
    沐浴後は軽く拭き、しっかり乾燥させることが重要です。
  • 赤ちゃんの機嫌を確認
    沐浴の前後に赤ちゃんの様子を見て、疲れている時や機嫌が悪い時は無理せず、別のタイミングにするのも選択肢です。

参考資料・動画

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