新生児にミルクを飲ませるときの正しい姿勢について解説します。
正しい姿勢を取らせる理由
新生児にミルクを飲ませるときの正しい姿勢は、赤ちゃんが快適に飲めるようにしながら、誤嚥を防ぐために重要です。
今回は、理想的な姿勢とポイントを紹介します。
横抱き(一般的な授乳姿勢)
最も基本的な授乳姿勢で、母乳・ミルクともに適しています。
- 赤ちゃんの頭を肘の内側にのせ、腕でしっかり支えます。
- 背中を自然なカーブで支えながら、少し斜めに起こした姿勢を保ちます(約45度)。
- 哺乳瓶の乳首が赤ちゃんの口元にフィットするように調整し、無理なく飲めるようにします。
縦抱き(ミルク後のゲップにも最適)
飲みやすく、ゲップを出しやすい姿勢で、空気を飲み込みにくくなります。
- 赤ちゃんの頭と背中をしっかり支えながら、少し縦に抱きます。
- 45度程度の傾きを維持し、完全に寝かせないようにします。
- ミルクを飲んだ後、そのままゲップを促すことができます。
フットボール抱き
双子の授乳や、母乳とミルクを併用する場合におすすめです。
- 赤ちゃんの体を腕の下に回して横向きにします(ラグビー選手がボールを持つような形)。
- 頭を手で支え、背中をしっかり安定させます。
- ミルクを飲ませる位置に調整し、自然に吸えるようにします。
ミルクを飲ませる際の注意点
- 赤ちゃんの顔と哺乳瓶の角度に注意
- 空気を飲み込まないようにするため、哺乳瓶を水平にせず、乳首全体がミルクで満たされるように少し傾けます。
- 途中で休憩を入れる
- 5〜10分ごとに飲み過ぎを防ぐため、小休憩を入れながらゆっくり飲ませる。
- ミルク後は必ずゲップをさせる
- 縦抱きで背中を優しくトントンすると、空気が抜けて快適になります。
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