幼稚園やこども園に1号認定で入園後、延長保育を利用してフルタイム勤務する場合、途中から2号認定に変更できるかどうかについて解説します。
1号認定で入園後、途中から2号認定に変更できるか
「幼稚園」や「認定こども園」に1号認定で入園後、延長保育(預かり保育)を利用してフルタイムで勤務した場合、途中から2号認定に変更申請することは制度上可能です。
ただし、変更が認められるかどうかは自治体や認定こども園の空き状況によります。
一般的に、幼稚園や認定こども園における2号認定の枠(定員)は、1号認定よりもかなり少なく、人気な園や激戦区では空きがないということも少なくありません。
1号認定で入園している場合でも、延長保育(預かり保育)を利用することができる園が多いですが、基本的に1号認定だと追加料金が発生します。そのため、2号認定に変更されると経済的な負担を大幅に減らせるメリットがあります。また、園によっては延長保育に定員を設け、2号認定が優先されるケースもあります。
ちなみに、1号認定になる年齢の子どもは3号認定には変更できません。3号認定は満0歳~2歳までの子どもが対象で、保護者が「保育が必要な理由」に該当する場合に適用されます。
2号認定に変更する場合の手続き方法
変更手続きは自治体の保育課や子育て支援センターに対して行います。
2号認定に変更する場合、一般的な手続き方法は以下のとおりです。
- 必要書類の準備
- 2号認定に変更するためには、保護者が「保育が必要な理由」に該当することを証明する必要があります。フルタイム勤務であれば「保育が必要な理由」に該当しますので、就労証明書などフルタイム勤務していることを証明できる書類を準備します。その他、自治体に問い合わせて、必要な書類がないか確認して準備します。
- 空き状況の確認
- 入園している園の2号認定枠に空きがあるかどうかを確認します。
- 必要書類の提出
- 2号認定枠に空きがあれば、自治体に必要書類を提出します。自治体が書類を審査し、保育の必要性が認められた場合、2号認定への変更が承認されます。
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