【体験記】初めての1か月検診。体験してわかった必要なものとポイント

初めての1か月検診。実際に体験して感じたことや必要なものなど、ポイントについて振り返ります。

1か月検診とは?

生後1か月前後(生後28〜32日頃)に行われる健診で、赤ちゃんの発育や健康状態、そしてお母さんの産後の回復状況を確認します。多くの場合、出産した医療機関で赤ちゃんとママの健診を同時に受けます。*費用は3,000〜5,000円程度が一般的です。自治体によっては無料券や補助券が配布されていることもありますので、母子手帳に挟まれている受診票や、自治体の案内をチェックしましょう。

赤ちゃんの健診内容

2週間健診で行われる赤ちゃんの一般的な健診内容は以下のとおりです。

チェック項目 内容
身体測定 身長・体重・頭囲・胸囲の測定
栄養状態 授乳・ミルクの状況、体重増加の確認
原始反射 モロー反射・把握反射などの確認
全身チェック 湿疹・黄疸・へその状態・股関節の可動域など
ビタミンK2シロップ 出血予防のための内服(3回目)
スクリーニング結果説明 新生児マススクリーニングや聴覚検査の結果説明

お母さんの健診内容

2週間健診で行われるお母さんの一般的な健診内容は以下のとおりです。

チェック項目 内容
子宮の戻り 内診で子宮の大きさや悪露の状態を確認
傷の確認 会陰切開や帝王切開の傷の治癒状況
乳房の状態 しこり・乳腺炎の兆候など
心身の状態 産後うつの兆候や育児不安の相談
血圧・体重・尿検査 妊娠高血圧症候群などの確認

持ち物のポイント

  • 母子手帳
  • 健康保険証(赤ちゃんとママ)
  • 医療証(乳幼児医療証など)
  • 受診票・補助券
  • 授乳・排便記録(スマホでもOK)
  • オムツ・着替え・ミルク用品(必要に応じて)
  • メモ帳・ペン(アドバイスの記録用)

注意したいのが、2週間検診と同様、病院が混雑していて長時間待たせるケースも少なくありません。そのため、オムツ・着替え・ミルクなども持参しましょう。私も病院に到着してから受診までに1~2時間くらい掛かり、その間に赤ちゃんが泣いて、液体ミルクやおむつ替えを病院内で行いました。

服装のポイント

  • 赤ちゃん
    • 脱ぎ着しやすい服(カバーオールなど)
  • ママ
    • 内診や授乳しやすい服(前開きシャツ+スカートなど)
  • 移動手段
    • 抱っこひも or ベビーカー(付き添いがあると安心)

体験記

息子の1か月健診に行ってきたときのことを振り返ってみたいと思います。夜中の授乳、ぎこちない抱っこ、何度も調べた「泣きやまない原因」。あっという間だったけど、やっとのことでこの日を迎えた気がします。

予約していた時間に合わせて、少し早めに車で家を出発。赤ちゃんはチャイルドシートの中で居眠り。受付で母子手帳と受診票を出して待つこと数十分。やっと名前が呼ばれて診察室へ。小さな体をそっと体重計に乗せて、身長や頭囲も計測。「あれ?この1か月でこんなに大きくなったの?」とびっくり。看護師がにっこりして「順調ですね」と言ってくださったそのひと言で、胸がふわっと軽くなりました。

次は赤ちゃんの体のチェック。モロー反射でビクッと手を広げる姿がかわいくて、でもちょっとドキドキ。おへその状態、皮膚の湿疹、股関節の動きなども丁寧に診てもらいました。

授乳やミルクの量うんちの回数についても細かく質問されましたが、育児記録アプリを開いて回答。「スマホで記録しててよかった…!」と心の中でほっと。

「2週間検診に引き続き、順調に成長していますね。この調子で育児を続けてくださいね」と先生がぽつりと言ってくれて安心しました。帰り道、ベビーカーでぐっすり眠る赤ちゃんを見ながら、「この子と歩いていく毎日が、これからも楽しみだな」と思ったのでした。

1か月健診は、赤ちゃんの成長を実感するだけでなく、ママ・パパとしての「よくがんばった自分」へのごほうびのような時間でもありました。

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